桂の杜（２巻）

■AJTA（全日本玉入れ・アジャタ）
アジャタの生まれは北海道上川郡和寒町です。平成2年8月、和寒町の「ふれあいまつり」に「全日本玉入れ選手権」として野外グラウンドでスタートしました。
平成7年7月に全日本玉入れ協会（All Japan Tamaire Association）略してAJTAを設立、同時に正式な競技規則と企画を正式決定し、以後のイベントではこのルールを基にして開催されています。

■基本ルール
「全日本玉入れ」は6人の選手が合計100個（アジャタボール99個、アンカーボール1個）のボールをバスケットにいれるまでの時間を競うタイムトライアルスポーツです。

1.出場選手は6名で、一人でも欠けると失格です。
2.スタートはフライング防止のため後ろ向きからとなります。（号砲スタート）
3.アジャタボールを先に入れ、アンカーボールは一番最後に入れます。（先に入れると失格）
4.100個のボールが全部入っていないと失格。

■用具の規格
【アジャタバスケット】
・直径44cm、深さ44cm（和寒町が北緯44度にあることから）
・高さ4m12cm（一般成人用）　（和寒町の最低気温記録が－41.2℃であることから）
・ローカルルールとしてジュニア及び女性には高さ3m50cmにする事がある。

【ボール】
・アジャタボール（99個）布製で中に80g±2gの樹脂粒子が入っています。
・アンカーボール（1個）　布製で中に250g±5gの樹脂粒子が入っています。